派遣会社に登録して、あとは仕事の紹介を待つばかり。
でも、いつまで経っても仕事を紹介してもらえない。あるいは、希望の仕事にエントリーしても通らなかった。そんな経験はありませんか?
「やっぱり40代には、紹介できる仕事がないのかも…」
いえいえ、そんなことはありません!
実際、弊社「派遣deパート」で就業中のスタッフさんのうち、半数は40代の方です。
もし、キャリアやスキルに問題がないにも関わらず、派遣会社から仕事の紹介が来ないなら、登録面接時のあなたの印象が影響しているのかも知れません。
今回は、40代主婦が派遣の登録面接でやりがちな失敗と、どうすれば仕事を紹介されやすくなるのかを、5つの項目に分けてお伝えします。
1.ラフな服装はNG。派遣の登録も「採用面接」の一部と考えて
「派遣の登録だけなら、普段着でも大丈夫でしょ?」
たしかに、リクルートスーツのようなかっちりとしたスーツでなくても構いません。
しかし、派遣で仕事を紹介されたら、派遣先は一般的なオフィスです。ジーンズやTシャツなどはNGのところがほとんど。
いくら派遣の登録面接だからといってTPOをわきまえない格好で来られると、常識のない人という印象を持たれてしまいます。
髪の毛はきれいに整え、ナチュラルメイクで。
ネイルが長すぎたり、派手すぎたりするのもNGです。
「スーツなんて持ってない!」という方は、白いシャツにシンプルなひざ丈のスカートかパンツで大丈夫ですよ。
2.グイグイ来る人は敬遠されます。謙虚な姿勢で
40代にもなると、キャリアをたくさん積んで来られた方もいらっしゃるでしょう。
そのため、つい「あれもできる」「これもできる」と自己PRを頑張りすぎてしまいがち。
もちろん、自分のキャリアやスキルについて、伝えることは大切です。
しかし、派遣スタッフの場合、「グイグイ前に出すぎる人」よりも、「謙虚で与えられた仕事をしっかりこなす人」のほうが好まれる傾向があります。
派遣先に行くと上司が年下の場合もあります。
そんなときも、謙虚な方であれば問題なく対応して頂けるだろうと、仕事を紹介されやすくなります。
3.余計なことまで喋りすぎ?話すより「聞く」ことに重点を
面接で自分を良く見せようと思うあまり、余計なことまで喋りすぎて失敗してしまう方がいます。
たとえば、退職理由やブランク期間のことなど。
正直に答えたらマイナス評価につながるのではと思う質問に対し、人は言い訳をたくさんしてしまいがちです。
ですが、これは逆効果。
あなたは、事実を端的に述べるだけでいいのです。
それよりも派遣会社が重視するのは「ちゃんと話を聞けるかどうか」。
相手の話を理解し、聞かれたことにきちんと答えるというのは、実は仕事をしていくうえでもっとも重要なコミュニケーションスキルなのです。
面接ではぜひ、「聞く」ことに重点をおいてみてください。
4.希望の職種や働き方についてまとめておこう
「家から近いところなら、どこでもいいです」
こんな風に希望条件だけ伝えて、あとは派遣会社に丸投げにしていませんか?
これでは、投げやりな印象を持たれてしまい、あまり良くありません。
面接時に、希望の職種と働き方について、答えられるようにまとめておきましょう。
もし、希望の職種がない場合は、これまでの経験から自分がどんな仕事だったらできるのかを分析し、伝えて頂けるとスムーズにお仕事を紹介できます。
5.メールや電話の返信は「1日以内」がベスト!
面接の日程確認はもちろん、面接後のメール・電話の返信はできるだけ早く行うように心がけましょう。
これは社会人として、最低限のマナーとしてみなされます。
返信がない、または遅い人は、仕事に対してもルーズな印象を持たれてしまうのです。
逆にいえば、返信が早く丁寧な方は、仕事をお任せした場合もきちんと対応して頂けるという好印象につながります。
派遣会社からのメール・電話の返信は、「1日以内」を目安に行うようにしましょう。
どうしても返信が遅くなってしまう場合は、「明日までに回答します」など、ひとこと断りを入れておけば問題ありません。
まとめ:派遣会社を強い味方に
派遣会社は、あなたにピッタリな仕事を紹介してくれる頼もしいビジネスパートナーです。
しかし一方で、人材を必要とする企業へ優秀なスタッフを紹介するという役割もあります。
この方だったら、紹介できる仕事がたくさんある。そんな人を派遣会社は求めています。
ぜひ、派遣会社と良い関係を築くためにも、5つのポイントに注意して登録面接に臨んでくださいね。