パートの面接が決まったけれど、ふさわしい服装がわからない。
私服で行って大丈夫?スーツを買った方がいい?
久しぶりの就職活動でスーツを持っていない場合、どんな服装で面接に行けばいいのか悩みますよね。
ネットでは「パートの面接ならスーツでなくても大丈夫」「ジーパンで来ていた人もいたので、スーツだと逆に浮いてしまった」など、様々な意見が見られます。
結論からいうとパートの面接であってもスーツが望ましいでしょう。
いいかげんな服だと「パートだからこんな服装でも大丈夫だろう」という気持ちが、採用担当者に見透かされてしまう可能性があるからです。
とはいえ、必ずしもスーツでなくてはいけないわけではありません。
今回はブランク明けで働こうと思っている主婦が、パートの面接でどんな服装をすればいいのか、採用経験のある派遣deパートのコーディネーターに聞いてみました。
夏場の面接服装にお困りの方はこちらの記事を参考にしてください。
ギモンに答える人
古場洋輔
株式会社ワークプロジェクト 大阪オフィス所属
メーカー営業を4年経験した後、人材業界へ。求職者の立場にたったお仕事紹介を心がけています。
採用担当者が「これはちょっと…」と思った面接ファッション
派手、個性的な服装
広がったスカートやフリフリのついた服など、遊びに行くようなファッションは面接にふさわしくありません。
また、明るめのカラーは好感度が高いですが、原色の赤など主張しすぎる色は避けた方が良いでしょう。
ジーパンなどのカジュアルな服装
たとえばクリエイティブ系など、職種によっては多少ラフな服装であっても大丈夫なこともありますが、やはり面接を軽視している印象を持たれてしまう可能性が高いため面接では避けた方が無難です。
露出が多い服装
スカート丈が短いのは気になりますね。座ったときにひざ上5センチ程度までに抑えるのが目安です。
そのほか、胸元が開きすぎたカットソーなども控えた方が良いでしょう。
地味すぎる服装
主婦の方に多いのですが、体型を隠すために全体的にダボッとした服装をされていたり、化粧っ気がまったくなかったり。地味すぎる服装は年齢よりも老けて見られたり、元気がなさそうに見えてしまうのでオススメしません。
インナーに明るめのカラーを取り入れるだけでも簡単に顔うつりが良くなりますよ。
年相応ではない服装
これは主観ですが、年齢より若く見える方でも明らかな若作りファッションで面接に来られるとちょっとびっくりしちゃいます。
自分ではなかなか判断が難しいと思いますが、家族や友人など身近な方にジャッジしてもらうといいですね。
だらしない、清潔感がない
スーツがしわだらけ。袖口が汚れている。毛玉だらけの服を着ている…このような清潔感がない、だらしないファッションが実は一番目についちゃいます。
面接前にアイロンをあてられるものはあてて、汚れやほつれがないかチェックしましょう。
主張の強い香水・ネイルなど
香りは人によって好みも程度もバラバラなので、面接ではつけない方がいいでしょう。
ネイルは透明やベージュなど、控えめであれば問題ありません。
私服で面接を受けるときに注意したいポイント
アウター
ジャケットか、それに近いものを羽織りましょう。華美ではないカーディガンなどでもいいですね。
コートは面接前に脱いでしまうため、基本的にはどんなデザインでも大丈夫です。
ベーシックなカラーでシンプルなデザインのジャケットを一着持っておけば、通勤だけでなく、入学式や卒業式などの学校行事でも活用できて便利ですよ。
トップス
シンプルなデザインのカットソーやシャツ、ブラウスなど。白やパステルカラーなどの明るめのカラーを選べば顔うつりが良くなります。
ボトムス
スカート、パンツともにできるだけシンプルなデザインのものを。スカート丈は短すぎないものを選びましょう。
服装自由な職場であっても、ジーパンは面接では避けた方が無難です。
靴
パンプスがベストですが、ない場合はローファーなどの革靴でも。
ブーツはショート丈ならOKですが、ロングブーツは避けましょう。
スニーカーは黒の無地など、きれい目のファッションに合うものであれば大丈夫です。サンダルはNGです。
バッグ
バッグは目安としてA4サイズの書類が入るものを。リュックは避けましょう。
あと、時々いらっしゃるのですが手ぶらで面接に来る人。これも印象があまり良くありませんので注意しましょう。
まとめ
パートの面接であってもスーツがベストですが、工夫すれば私服でも対応可能です。
- 白、黒、グレー、ネイビーなどのベーシックなカラーで、シンプルなデザイン。
- 清潔感があり、きちんと見える。
- 年齢に合った落ち着いた印象の服。
以上のような点に注意して、面接に臨んでくださいね。