パートの面接が決まった!でも、働くのが久しぶりで何を着ていけばいいのかわからない…。
冬ならスーツやジャケットがあるけど、夏は何を着たらきちんとして見えるの?
「オフィスカジュアルで」と言われたけど、それってどんな服装?
そんな悩みをお持ちの方のために、夏のパート面接にふさわしい服装をご紹介!
また、ただでさえメイクが崩れやすい夏に、新型コロナ対策でマスクも着けていかないといけません。
そこで、マスクをしていても崩れにくいメイクのポイントや便利アイテムもまとめてみました。
オフィスカジュアルを長年実践しているママさんの意見もぜひ参考にして、自信を持って面接に臨んでくださいね。
夏以外の季節の面接服装はこちらの記事をチェック。
手持ちのアイテムを上手に活かす
一般的な面接の服装はスーツというイメージですが、パートの面接のためにスーツを新しく用意するのはちょっともったいないと感じる方も多いでしょう。
職種にもよりますが、パートの面接は必ずしもスーツでなくてもいい場合がほとんどです。
お手持ちの服に、白・黒・ベージュ・紺など落ち着いた色の上着はありませんか?卒園式や入学式に着たスーツのジャケットを代用してもいいでしょう。
もし購入するなら、ベージュや黒の夏物の麻や綿のジャケットを1枚用意しておくと、普段のファッションにも着まわせて便利です。
経験者の声
スラックスタイプのグレーのパンツを購入し、上は入園式で着用した紺色の上着(襟なし)を活用しました。グレーのパンツは普段にも履けるので便利です。新しく上下を揃えなくてよかったので安く済みました。
夏の服装は清潔感とさわやかさがポイント
夏は気温が高いので、見た目にも涼し気な白やブルーを選ぶとさわやかな印象に。ブルー系のストライプなどもおすすめです。
また、上着を羽織らずに、襟付きのシャツやきれいめのカットソーなどでもいいでしょう。
羽織りものとしてカーディガンを選ぶなら、毛玉がないかを確認しておきましょう。ロングカーデの場合は、スカートよりもパンツと合わせるときちんとした印象になります。
ボトムはデニムを避けて、黒や紺、ベージュのパンツやひざ下丈のスカートがおすすめです。落ち着いたカラーのワンピースでもいいですね。
パンツ派の方は、普段にも使えるスラックス系のパンツを用意しましょう。ウエストがゴムであってもきちんとして見えるので、働く主婦に人気です。
そして、どんな会社の面接でも、大切なのは清潔感です。シャツにはシワがないか、袖口が汚れていないかなど、前日までにきちんとチェックしておきましょう。
特に夏場は下着の透けや汗ジミに注意!ベージュ系の下着を選ぶことや、肌と下着の境目に色の差を作らないことが透けないためのコツです。
さらに、移動で汗ばむことを考えて、吸湿速乾素材で汗対策もできる下着などを用意しておくと安心です。
経験者の声
8月の面接でジャケットを羽織るのは暑かったので、白い半そでのブラウスとベージュのスラックス系のパンツで面接に臨みました。汗をかくので面接が始まる15分前にはビルに入り、お手洗いで念入りにメイクを直しました。
大人の落ち着きを服装でアピール
40代の主婦パートに求められるのは、ズバリ大人の女性としての「落ち着き」や「責任感」です。
そんな大人の女性らしさを服装でアピールするためには、露出が多いファッションや派手すぎるファッションは避けるべきです。
また、個性的すぎるファッションは、一緒に働く人たちとうまくやれないかもしれないという印象を持たれることも。いつもより少し地味なくらいがいいかもしれませんね。
たとえラフな服装で勤務する職場でも、面接での服装がカジュアルすぎると大人としての常識を疑われるかもしれませんので、デニムや短パン、スニーカーは避けた方が無難です。
ただ、Webデザイナーなどのクリエイティブ系の職種の場合は、自分らしい服装で感性をアピールしてみてもいいかもしれません。
たとえばスーツを着たとしても、どこかに個性を出すこともいい印象になります。
面接を受ける企業に合わせて自分なりに準備しても、迷うことや不安なことがあれば、専門のコーディネーターに相談してみるのもおすすめです。
経験者の声
デザイン会社の面接だったので、いかにも就活っぽくならないようにスーツの形が珍しいものを選びました。アクセサリーは大振りのパールを着け、靴もおしゃれなパンプスで個性をアピールしました。
バッグや靴などの小物選びもぬかりなく
面接で見られているのは、服装だけではありません。バッグや靴、アクセサリーや髪型などでも、あなたの印象は左右されてしまうので要注意です。
バッグ
面接官に意外と見られているバッグは、A4サイズの書類が入るシンプルなものを用意しましょう。
提出書類やもらった書類などをスムーズに出し入れできるように、クリアファイルを活用すると便利です。筆記用具やハンカチなどもすぐに取り出せる場所にしまっておきましょう。
必要なものを取り出すときにバッグの中身が整理されていないと、仕事でも整理整頓が苦手そうな印象を与えてしまいます。
また、夏とはいえ、カゴバッグや透明なバッグは避けましょう。
経験者の声
A4がギリギリ入らないかもしれないバッグしかなかったので、無地の手提げ袋を追加で持っていきました。案の定、封筒に入った書類を手渡されたので手提げ袋が活躍しました。
靴
靴は高すぎず低すぎない5~6cm程度のヒールのパンプスで、トレンドに左右されないベーシックなデザインのものがきちんとした印象を与えます。
ヒールは持っていないという方も、この機会に黒のパンプスを一足用意すると、冠婚葬祭にも使えて便利ですよ。
バレエシューズやローファーでも、きちんとしたコーディネートに対応できるシンプルなデザインなら大丈夫です。
いずれにしても、服装がきちんとしている時こそ、靴がくたびれていると細かいところに気配りができないと思われてしまいがち。前日までにしっかりと磨いて手入れしておきましょう。
もちろん、素足にサンダルは避けるべき。ストッキングはシンプルなベージュ系にして、伝線していないか確認するとともに、予備を一足バッグに入れておくと安心です。
経験者の声
普段の服にも意外と合わせやすいのがベージュのヒール。足長効果もあるので一足あると重宝します。新しい靴は靴ずれが心配だったので、面接の前に履いて歩き、足になじませました。
その他
派手なアクセサリー類やネイル、きつい香水などは良い印象を与えないので、避けた方がいいでしょう。
長い髪は、夏は特に暑苦しく見えてしまうこともあるので、すっきりとまとめた方が好印象です。
また、汗をかきやすい人は面接までにきちんと身なりを整えられるように、タオルや汗ふきシートなどを用意して、時間に余裕を持って会場に到着するようにしましょう。
面接中ハンカチを使うこともあるので、キャラクターものや派手なデザインは避け、白や無地などのハンカチを用意しておくのがおすすめです。
経験者の声
汗かきなので、移動だけで汗だくに!汗染みが気になるので、到着後にインナーをお手洗いで着替えるようにしています。
40代パート面接のOKファッションとNGファッション
これまでの内容をまとめたOKファッション、NGファッションの一例をご紹介します。
OKファッション
【顔まわり】髪はすっきりとまとめて、ピアスなどアクセサリーは最小限に
【服装】アイロンをかけたシャツ、膝丈スカートやスラックスパンツ
【バッグ】A4サイズが入るシンプルなバッグ、中身はきちんと整理
【足元】ベージュのストッキングに磨いたパンプス
【ネイル】短く切った爪にシンプルなネイル
NGファッション
【顔まわり】下ろした髪、大ぶりのピアスやネックレス
【服装】胸元が開いた原色のTシャツ、ダメージデニム
【バッグ】カゴバッグ
【足元】素足にサンダル
【ネイル】長い爪に派手なネイル
マスクでも崩れにくいメイク&アイテム
今年の夏はマスクが必須なので、メイクが崩れにくいようにいつも以上に工夫が必要です。
メイク時にひと手間をかけたり、便利なアイテムを上手に活用したりして、面接でもバッチリ好印象を与えましょう。
メイク時のひと手間で崩れにくく
- 朝のスキンケアを丁寧に:うるおいが不足した肌ではメイクが崩れやすくなります。いつもより丁寧な洗顔・スキンケアで肌を整えましょう。
- ベースメイクは使い分け:マスクで隠れる部分は蒸れやすいので、その部分だけ汗や皮脂を抑えるベースメイクを使うのも一つの手です。
- 思い切ってファンデーションを使わない:化粧下地やコンシーラーのみで仕上げ、面接会場に着いたらお粉をはたけばメイク崩れが防げます。
- ファンデーションの後にティッシュオフ:メイク後にティッシュオフすると、皮脂や余分なファンデーションが取り除かれてマスクに付きにくくなります。
- メイクの仕上げにもう1アイテム:フィックスミストをスプレーすると、メイクが定着して摩擦や蒸れによるメイク崩れを防ぐことができます。
便利アイテムを活用しよう!
マスク焼けを防ぎたい
メイクの上から使えるUVスプレー。べたつきがなく、髪や頭皮にも使えて便利です。
ベースメイクを軽くしたい
冷感タイプのBBスプレー。汗に強く、手軽にベースメイクが完成します。
マスクにファンデーションが付くのを防ぎたい
肌に密着するクリーミーなリキッドタイプのファンデーション。ブルーライトカット効果も。
マスクの不快感を軽減したい
手持ちのマスクを冷感仕様に変えるマスクスプレーです。ハッカの香りでリフレッシュ。
まとめ
面接を受ける時にもっとも大切なことは「この会社で働きたいと真剣に思っています」という気持ちを伝えることです。
面接にふさわしいきちんとした服装を選ぶことは、それを表す手段の一つ。
40代のパート主婦に期待される清潔感や落ち着き、責任感などを伝えるために、見た目の第一印象は大事ですので、自分で準備できることはしっかりと準備して、万全の体制で面接に臨みましょう。
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