新元号「令和」が始まって1ヶ月。この春からの新生活も一段落し、そろそろ働き始めたいと思っている方や、実際にパートや派遣の面接が決まっているという方も多いのではないでしょうか。
ところが、面接を受けるのは久しぶりで、何を持って行けばいいのかわからない…と悩んでしまうことがあるかもしれません。
今回は、パートや派遣の面接に必要な持ち物や、持って行くと便利なものをまとめてみました。
特に、IT系やクリエイティブ系などの専門職の面接には、通常の持ち物とは別に「あるもの」が必要になる場合も。ぜひチェックしてください。
面接に必ず持っていきたい5点
応募書類のコピー
履歴書、エントリーシート、職務経歴書などの応募書類は先方に提出する前にコピーをとっておき、面接に持参しましょう。
記載した内容と面接での受け答えに食い違いがないよう、事前にしっかりと見直しておくことが重要です。
筆記用具
面接の際に書類やアンケートを記入する必要があるかもしれません。ボールペン、赤ボールペン、シャープペンシルと消しゴム程度は持っておきましょう。
ペンのインクが切れていないか、シャープペンシルの芯が入っているかも要チェックです。
スケジュール帳、ノート
次回の面接日や働き始める日程などを確認するためにも、スケジュール帳は必須です。
普段、手帳を使用していない方も、仕事用のノートなどを用意しておきましょう。
携帯電話、スマートフォン
面接に遅れそうな場合や、交通機関のトラブルなど緊急事態が発生したとき、連絡するのに必要です。
あらかじめ先方の連絡先など、必要な電話番号を登録しておきましょう。
また、面接会場の確認には地図アプリが便利。
肝心な時に充電切れということのないように、出かける前にきちんと充電しておきましょう。充電器を携帯するとさらに安心です。
その他、持参するように指定されたもの
上記以外にも、給与振込先の通帳や印鑑など、先方から指定された持ち物があれば必ず持っていくようにしましょう。
忘れ物がないように、募集要項や先方からのメールなどをよく確認しておくことが重要です。
面接にあると便利なアイテム
書類を入れるサブバッグ
資料などを受け取って、持参したバッグには入らないときなどに便利です。
使わない時はバッグの中に収納できるよう、コンパクトに折りたためるものがおすすめです。
身分証明書
手続きなどで必要になることがあります。
運転免許証を持っていない方は、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなどを持参しましょう。
印鑑
こちらも、交通費の支給等の手続きで必要になるかもしれませんので持参しましょう。
面接会場までの地図をプリントアウトしたもの
最寄駅から面接会場までの地図をプリントアウトしておくと、アプリよりもすぐに見られて便利です。
地下鉄の路線図なども持っておくと、遅延などで急に乗り換えが必要になった場合にも安心ですよ。
ストッキングの予備、ばんそうこう
面接のために、久しぶりにストッキングやヒールのある靴を履いた…という方は多いかもしれません。
伝線してしまっても慌てないように予備のストッキングを。また、靴ずれした時のためにばんそうこうを数枚持っておくといいですね。
汗ふきシート、制汗スプレー
自分の汗が気になって面接に集中できなくなると大変です。
汗ふきシートや制汗スプレーなどを用意しておき、面接直前に身だしなみを整えておきましょう。
折り畳み傘、日傘
急な雨にも対応できるように、念のために折り畳み傘を持っておくと安心です。
晴雨兼用の折り畳み傘なら、どちらでも使えて便利ですね。
IT系・クリエイティブ系の面接を受けるなら
エンジニアなどのIT系、デザイナー・ライターなどのクリエイティブ系の面接では、職務経歴書のほかにも経験をアピールできる書類があると有利です。
IT系の場合:プロジェクトごとにまとめた経歴書
自分が関わってきた業務について、どんな役割を果たしたのか、どんな作業ができるのかを簡潔にまとめて資料にしておきましょう。
これまでの経験や実績を示すことで、担当者が採用後に任せられる仕事をイメージしやすくなります。
クリエイティブ系の場合:ポートフォリオ
ポートフォリオとは、作品集のことです。そんなの作っていないという方も、これまでの経験を活かしてクリエイティブ系の仕事に就きたいのであれば、この機会に作っておくと後々役に立ちます。
ただ単に過去の作品を並べるのではなく、自分の能力やアピールポイントを伝えられるように構成を工夫して、面接の際に先方の印象に残るような説明ができるようにしましょう。
まとめ
ただでさえ緊張しがちな面接。当日、忘れ物をして慌てないように、必要な持ち物は前日までにきちんと準備しておきましょう。
面接で担当者はあなたがこれまでに何をしてきたのか、これから何ができそうか、そして自分と同じ職場で働きたい人間かどうかを見ています。
自分がこれまでやってきたことを自信を持って説明し、これからどんな仕事をしたいかを落ち着いてアピールすることができれば、きっとうまくいきますよ。