「うちの旦那にも家事を任せたい!」
「でも、何を任せれば??」
難しすぎるとやってもらえないし、中途半端にやられても二度手間になってめんどうなだけだし…。それで「手伝ってあげているオーラ」を出された日にはもう…。
「任せたい家事」と「任せても大丈夫そうな家事」が微妙に違うのも、家事分担を難しくしている気がします。
そこで本日は、旦那さんに任せられそうな家事をランキング形式でご紹介します。
下に行くほど旦那さんに任せる難易度は高くなります。
あなたの旦那さんは、どこまでできそうでしょうか?
1位 ゴミ出し
ゴミ袋にまとめられたゴミを、ゴミ置き場に出すだけ。とっても簡単です。明日からでもお願いできます。
欲を言えば、家の中にあるゴミを集めるところから引き受けてもらえると大助かりなんですけどね。さらに分別までお願いできると理想です。
ペットボトルや空き缶、食品のトレーなど、地域で定められたルールに従ってゴミを適切に分別して処理する。これが結構めんどうな作業なので、お願いできると本当に助かります。
2位 お風呂掃除
お湯を張るまえに、洗剤とスポンジでさっと汚れを流してもらいます。
自分でやると、湯船の奥側は身を乗り出さないと磨けなかったりするので、体の大きな旦那さんに代わってもらえると助かります。体力も使いますしね。
家庭によっては、子どもにお手伝いをお願いしている場合もあるのでは?
子どもにできるくらい簡単な作業なので、家事に不慣れな旦那さんにも、比較的お願いしやすいのではないでしょうか。
3位 料理
料理が3位!そんなハズはない!!と思った方も多いと思います。
ですよね。もちろん晩御飯を作ってもらうのなんて無理です。かえって後片付けが大変になりそうだし、材料費も予算オーバーしてしまいそうです。味付けも濃いのが出てきそう。
お願いするのは、休日の朝ごはんやお昼ご飯です。
トーストとコーヒー。
インスタントのラーメンを作ったり、チャーハンを炒めたり。
夫婦2人だけなら朝ごはんは抜きにするのもアリですが、食べ盛りの子どもがいる家では朝もゆっくり寝ていられません。
こちらの都合なんてお構いなしに「お腹空いたー、何かない?」と注文が入ります。主婦に休日なんてないのです…。
そんな慌ただしい食事の準備を、休日の朝と昼だけでも代わってもらえたら…、結構楽になると思いませんか?ついでに洗い物も代わってもらえたら最高なんですけどねぇ。
4位 洗い物
食洗機がある場合は、残菜やソースの残りを軽く洗い流してから食洗機にセットすればOK。お手軽です。きれいに洗浄できるセットの仕方だけ覚えてもらえれば、あとはお任せで大丈夫。
乾燥が終わった食器を、食器棚に戻してもらえたら90点。食洗機の残菜フィルターもきちんと掃除してくれたら100点満点です。
一方、食洗機がない場合は、家事慣れしている旦那さんでないと任せるのは不安かも。
洗い物って、ただ洗えば良いというものではないんですよね。
油ものは最後に洗わないと食器がベタベタになるので、結局、あとでやり直す羽目になってしまいます。
食器とフライパンで、別々のスポンジを使い分けている方もいらっしゃると思います。
旦那さんに細かな手順やルールを守ってもらうのは大変です。
「そっちのスポンジじゃない!」と怒っている光景が、容易に想像できてしまいます。
5位 アイロンがけ
特にワイシャツなどは「自分が着るものなんだから、自分でやってもいいんじゃない?」と、手伝ってもらう口実を作りやすいと思います。
数が多いと20分、30分はかかってしまうし、じっと集中してアイロンがけすると肩もこります。
旦那さんが自分で着るものだから、仕上がりが多少まずくてもストレスを感じなくてすむのが救いですね。掃除や洗濯だとこうはいきません。たくさん口出ししたくなってしまいますから。
シワにならないよう脱水を弱めにかけたり、干すときにシワを伸ばしたり、形状記憶のシャツを買うようにしたり。
アイロンがけしやすい環境を作ってあげると、旦那さんも続けやすくなると思います。
6位 掃除
お願いするとしたら休日。
コードレスのクリーナーなんかがあるとお願いしやすいかもしれませんね。
リビングや寝室などのフローリングはもちろんのこと、洗面所は髪の毛が落ちて汚れやすいので、定期的に掃除してもらえると助かります。
モノの少ない家であれば、お掃除ロボットの世話(?)を任せるのも手です。
7位 洗濯
洗濯機が高性能になっているから簡単に任せられる、と思いきや全然そんなことはないのが洗濯のやっかいなところです。
セーターを洗うときは、専用の洗剤で別にする必要がありますし、ワイシャツも色移りを気にするなら分けて洗わないといけません。
洗濯マークを見ながら、衣類に合わせたコースで洗濯しないと生地が傷んでしまうので、想像するよりも手間がかかります。
放り込んでボタンを押すだけと思っている旦那さんも多いのですが…。意外とルールが多いので、基本を理解してもらうだけでも一苦労。
手伝ってもらうのであれば、洗濯したものを干したり、取り込んだり、畳んだり、後工程をお願いした方が良さそうです。
最近では「全自動の洗濯物畳み機」も発売されるほど、洗濯ものを畳むのは大変な労働。家族全員分をきれいに畳もうとすると、平気で30分くらいかかってしまいます。
一説では、人は一生のうち9000時間(1年と10日)は衣類の折り畳みや整頓に時間を使っているとか。
旦那さんに「自分のぶんだけでもお願い!」と任せられれば、毎日の負担がぐっと軽くなること間違いなしです。
8位 買い物
平日にはお願いするのが難しい家事だと思います。
旦那さんが帰宅する時間にもよりますが、仕事が終わってからとなると、夕飯の材料を買ってきてもらうには遅すぎますしね。トイレットペーパーなどの日用品をお願いするくらいでしょうか。
むしろ本番は休日です。
車を出してもらったり、ミネラルウォーターやお米などの重い荷物を運んでもらったりするなど、フル稼働してもらいましょう。
9位 トイレ掃除
任せたいけれど、意外と任せられないのがトイレ掃除。
床のほこりやゴミの掃除、便座のふき取り、便器の内側の汚れ落とし、マットや便座カバーの交換、トイレットペーパーの補充。簡単なようで、やることはたくさんあります。
しかも、いい加減に済ませているとトイレが不衛生に。臭いも気になります。
毎日使う場所だから、気持ちよく使える状態を保ちたいのですが、そうなると旦那さんには任せづらくなってしまいます。
一番めんどうなのが便器の内側の掃除ですので、きれいな状態を長く保つには、
「スタンピー」など掃除の手間を軽減できるようなアイテムを活用することも大事かもしれませんね。
手間を減らすことができれば、そのぶん旦那さんにもお掃除を任せやすくなります。
まずは勇気をもって任せてみることが大切
日頃、何気なくこなしている家事。
でもそれって、最初から上手にできたわけじゃないと思います。
毎日、大変な思いをしながら継続していたからこそ身についた立派なスキルです。
旦那さんの家事スキルは、主婦1年生だった頃のあなたと同じかそれ以下のレベル。
ときには失敗も受け入れながら、小さなことからお願いしていくことで旦那さんを育てていくのが家事分担への近道です。
家事を手伝ってくれない旦那さんには、まずはゴミ出しからお願いしてみましょう!