春から小学校へ通うお子さんがいるママは、入学準備を進めている頃。
2~3月になると、小学校で入学に必要な学用品についての説明会が開かれます。
ランドセルや教科書はもちろん、文房具や体操服、上靴、絵具にお道具箱、意外と多い袋物など、こんなにもたくさんのアイテムが必要なの?とその量にビックリしてしまうことも…。
しばらくはリビングで勉強させるから学習机は購入しないと決めている方も、ランドセルや学用品置き場を確保する必要があります。
そこで今回は、実際に小学生のママであるライター自身が数々の失敗経験から学んだ、ランドセル・学用品の最適な置き場所と収納方法についてまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
ランドセル置き場は高さに注意!
まだ体の小さい小学1年生にとって、ランドセルはとても大きくて重たいもの。
学校では教科書の「置き勉」が禁止されており、その日使う教科書やノートをすべてランドセルに詰めて持っていかなくてはなりません。
ランドセルの重さも含めて、だいたい4~5キロにもなります。
この重たいランドセルを棚の上に載せるとき、棚が胸より高い位置にあってはランドセルを載せるのも一苦労。
7歳の平均身長が122cm前後ですので、70cm程度の高さであれば無理なくランドセルを置くことができます。
ランドセルラックの中には高さが80cmを超える商品もありますので、お子さんの身長を考慮して購入するようにしましょう。
Amazon.co.jpアソシエイト
Amazon.co.jpアソシエイト
3段のカラーボックスをランドセル置き場にする場合、天板の高さが90cm近くありますので、その場合は1段目をランドセル置き場にするか、ボックス自体を横置きにするといいですね。
フックに重たいランドセルを掛けるのは子供にとっては難しく、また耐荷重の面から見てもオススメしません。
かさばる学用品は置き場を決めてスッキリと
背中にランドセル、右手に絵具とピアニカ、左手はお道具箱と習字道具…夏休み前になると大量の荷物を抱えた小学生をよく見かけます。
普段は学校に置いているので気になりませんが、長期休みのたびに大量の学用品を持ち帰ってくるので、あらかじめ定位置を決めておかないと大変なことになります。
「そんなにいっぺんに持って帰ってこられても、置く場所がないわよ!」というママの悲鳴が聞こえてきそう…。
学用品はまとめて一カ所に収納しておくことで、休み明けの「あれどこ行った?」を防ぐことができます。
置き場所はカラーボックスもいいですが、オススメはベンチタイプの収納ボックス。
形も大きさもバラバラな絵具セット、習字道具、ピアニカは、カラーボックスの棚に入れるとはみ出してしまい、見た目もごちゃごちゃとした印象になります。
その点ベンチタイプの収納ボックスなら十分な容量がありますし、フタを閉めてしまえば中身を隠すこともできます。
また、椅子としても使えるので、リビングや玄関など、さまざまな場所で活躍しますよ。
教科書類は高学年になるほど重く、量も増える!
最近の教科書はA4サイズで全頁カラーが主流。印刷の映える良い紙を使っているため、薄くても意外と重たいのが特徴です。
1年生の頃はまだ冊数も少ないのであまり重さを気にせずに済みますが、高学年になるほどノートなどの量が増え、その分重さも増してきます。
そこに辞書類も加わりますので、あまり薄い棚板だと重さでたわんだり、外れたりして危険です。
棚を選ぶ際は棚板の厚みと1枚あたりの耐荷重をチェックし、できるだけしっかりとしたものを選ぶようにしましょう。
メタルラックなら重みでたわむ心配もありませんし、ほかの用途にも使えるため、大人になるまで長く使えて経済的です。
教科書は薄くて倒れやすいので、ブックスタンドやファイルボックスなどを併用するといいですね。
Amazon.co.jpアソシエイト
Amazon.co.jpアソシエイト
子供の体格や性格に合わせた収納方法を考えよう
学用品の収納場所を決めるときは、子供の意見も聞いてみましょう。
大人ならスムーズに行えることでも、子供には難しいことって結構あります。
また、収納方法はできるだけシンプルな動作に留めておくことも大切です。
「置くだけ」「投げ込むだけ」といった単純な動作なら子供でもできますが、「教科書を教科ごとにきちんとわけて立てて収納する」「扉を開けて棚の中にランドセルを入れて扉を閉める」となると一気に動作が増えて、毎日続けることが困難になります。
子供が自分で学用品の準備・片づけを行えるようになると、働くママの負担も大きく減らすことができます。
ぜひ、自分のお子さんにぴったり合う置き場所と収納方法を見つけてくださいね。