ワーママにとって「家事」はなるべく時間をかけずに、ラクにこなしたいもの。
食事の用意に洗濯、掃除など、働きながら毎日これらをこなすのは大変です。
さらに、最近では「名もなき家事」という言葉も耳にするほど、家の中にはやることがたくさん!
どうやって家事を効率的にこなすか、頭を悩ませている方も多いと思います。
そんなストレスを少しでも減らすために、ワーママの皆さんがふだん実践している家事時短のアイデアをご紹介!
さらに、家族とうまく分担する方法についてもお聞きしました。
少しでもラクに、楽しく家事ができる参考になれば幸いです。
料理・食器洗い編
家事時短のアイデア
■流行の「作りおき」のために休日にキッチンにこもるなんて無理。なので、私は「切りおき」しています。
玉ねぎ、にんじん、キャベツなどを、使うついでに多めにカットして冷蔵・冷凍保存するだけ。炒め物や汁物などにちょい足しできて便利です!
特にきのこ類は買ってきたらすぐにほぐして冷凍しておくと、使いやすいうえに長持ちしますよ。
■忙しい朝は朝食を定番メニュー化し、献立に悩む時間をカットしています。
■簡単なレシピ本や電子レンジ調理のレシピ本をフル活用しています。
私のお気に入りは山本ゆりさんのレシピ本!家にあるものですぐ作れるところが気に入ってます。
■くわばたりえさんのブログを参考に「ママのご褒日(手抜きの日)」を作りました。
その日の夕食はレトルトカレー、即席ラーメンなどの手抜き料理で済ませて、その分、子どもたちとの時間をゆったり過ごすようにしています。
■着古したTシャツなどを小さく切り、ウエスにしてキッチンにストックしています。
油で汚れたフライパンなどを拭いてから洗うと洗剤も水もあまり使わなくて済み、時短だけでなく節約にもなります。
■食材宅配サービスを利用しています。買い物時間がカットできるし、疲れた日も調理キットや冷凍食品を使えば簡単にご飯が用意できます。
家事分担のアイデア
■朝食は長女、夕食は次女というように担当を決めてお手伝いさせています。
子どもの役割は、テーブルを拭く、お箸を並べる、飲み物を注ぐ、お味噌汁やご飯をよそうなど。年齢が上がるにつれて任せられることも増えてきたので助かっています。
■ご飯を食べ終えた人から、自分の食器を食洗機へ入れるというルールを作りました。
食器の入れ方や食洗機で洗えない食器も覚えてもらうと、手間が減って一段とラクです。
■休日の朝食作りはパパと子どもに任せています。「ママ、ごはんできたよ」と子どもが呼びに来てくれるまでゆっくり眠れる、至福の朝です(笑)。
■料理は夫、洗濯と掃除は私と得意分野で家事を分担しています。相手に任せたら文句を言わないことが分担のコツです。
洗濯編
家事時短のアイデア
■洗濯は少量でも毎日するようにしています。面倒だからとためておくと、結局量が多くなって干すのに時間がかかってしまうので。
■洗濯物はハンガーで干して、乾いたらそのままクローゼットへ。畳むストレスが減りました。
■わが家の洗濯機には乾燥機能がないので、雨が続いたり大きなものを洗ったりするときは近所のコインランドリーを利用しています。急ぎの時にも助かってます。
家事分担のアイデア
■夜に洗濯機を回して、干すのは夫と一緒に。時短にもなるし、夫婦のコミュニケーションをとる時間にもなっています。
■洗濯物をとりこんだら、自分のものは自分で畳んで片づけるように子どもに練習させています。
タオルなど簡単に畳めるものも子どもにお願いすると、すごく丁寧に畳んでくれます。
掃除・片付け編
家事時短のアイデア
■部屋が散らかっていると感じたら、時間を決めて1ヶ所だけきれいにします。
片付け前と後で写真を撮ると、モチベーションがアップするのでおすすめです。
■月曜日は玄関、火曜日はガスレンジなど、曜日ごとに掃除する場所を決めています。
1ヶ所だけならあまり負担にならないし、隙間時間にサッと済ませられます。
■床掃除はフローリング用のモップで。掃除機と違って音がしないので、子どもがお昼寝している間にできます。
■思い切ってコードレスの掃除機に買い換えました。軽量なので取り扱いしやすく、掃除機をかけるのが億劫ではなくなりました。
■キッチンでは家事の動線を考えて家具を配置しています。たとえば、食洗機のすぐ向かいに食器棚を置いているので、洗い終わった食器はほとんど歩かずに食器棚に戻せて便利です。
■床掃除はお掃除ロボットにお任せ。出勤前にセットして出かけると、帰宅した頃には床に落ちているゴミがなくなって清々しい気分に。
お掃除ロボットが動きやすいようにと床に物を置かなくなったので、部屋もすっきりしてきました。
家事分担のアイデア
■夫が毎朝シャワーを浴びてから出勤するので、ついでにお風呂掃除もお願いしています。
■本格的な掃除と片付けは週に一度、土日のどちらかに家族全員で!子どもたちも遊び感覚で楽しんでやってくれます。
■わが家の大掃除は冬の寒い時期ではなく、GWに行います。
気候がよくて外や水回りの掃除も苦にならないし、パパや子どもたちも巻き込むとイベント気分で盛り上がります。外出するより経済的だし、家もきれいになって一石二鳥!
まとめ
家事を時短・分担するアイデアをご紹介しました。
働き方や子どもの年齢によってもできることは異なりますが、まずは無理のない範囲で家事をする仕組みを作り、少しずつできることを増やしていきましょう。
その際、自分が譲れないポイントを1つだけ決めて、それ以外は完璧を求めないことが大切です。
もちろん、ママだけが頑張るのではなく、家族の力や最新家電などをうまく活用するようにしましょう。
男女に関わらず、家事は必要な能力。子どもにとっても、お手伝いをすることで自分の役割を果たす責任感が生まれ、達成感も味わえる良い経験となります。
「ひとに頼むより自分でやる方が速い!」と思っても、いずれ成長すれば必ず戦力になってくれます。「家のことはみんなでするもの」と決めて、根気強く教えていきましょう。
また、「ママは家事をしない日」を定期的に作ってしまうのも一つのアイデアです。
思い切って任せてみたら、案外、子どもやパパもそんな試みを楽しんでくれるかもしれません。