もうすぐ12月!これからクリスマスやお正月などの楽しいイベントが目白押しのシーズンが始まります。
一方、年末年始に向けて、仕事がますます忙しくなるという方も多いでしょう。
公私ともに多忙な中、ワーママは体調を崩してなんていられませんよね。
冬はインフルエンザの流行などで、満員電車での通勤や人混みへの外出が不安になる季節でもあります。
また、保育園や幼稚園でノロウイルスやロタウイルスなどが流行するのも気になりますね。
さらに、わが子が元気でも学級閉鎖でお休みになるケースも…。
そんな冬の健康にまつわるトラブルについて、対策をまとめてみました。
元気に楽しく冬を過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。
オフィスが寒い!快適に過ごすコツは?
小物や服装で体温調節
仕事中に寒さを感じるときには、スカーフやストール、ネックウォーマーなどで首まわりを温めると効果的です。
また、足元が冷えるときにはレッグウォーマーやひざ掛け、手先が冷えるときは指先が開いている手袋などがおすすめです。
暖房が効き過ぎて暑い場合もありますので、脱ぎ着しやすい服装を選ぶとよいですね。
機能性下着は薄めのものを
冬になると厚めの下着を選びがちですが、満員電車などでは暑すぎて汗をかいてしまうことも。その汗が冷えると、体も冷えて風邪をひきやすくなってしまいます。
オフィスでは機能性下着でも薄手のものを選び、カーディガンなどの羽織りもので調整するのが正解です。
体の中から温めるのも効果的
オフィスが寒いときには、衣類や小物で調整するほかにも、体の中から温めることも心がけてみましょう。
しょうが入りの紅茶など、飲み物はなるべく温かいものを選ぶように。
また、オフィス内の移動はできるだけ階段を使う、休憩時間にストレッチをするなど、軽く体を動かすと温まりやすくなります。
インフルエンザの流行が心配!予防法は?
早めに予防接種を受けましょう
インフルエンザの予防接種はなるべく早く受けましょう。万一かかってしまっても、予防接種を受けていたら症状が軽くすむことが多いです。
予防接種の料金は病院によって異なりますので、いくつかの病院に問い合わせてみたり、ママ友の口コミを参考にしたりすると少しお得になることも。
マスクで予防
自分の感染予防だけではなく、他者にうつさないためにもマスクをするのがエチケットです。
マスクは鼻からあごまで覆うタイプで、頬に隙間ができないように、自分に合ったサイズを選びましょう。内側の衛生を保つことも大切です。
咳やくしゃみは手で受けない
マスクをしていない時に咳やくしゃみをしてしまう場合は、手ではなくハンカチなどで受けるように。
手で受けてしまった場合は、すぐに洗って感染を防ぎましょう。
手洗い、うがいの徹底!
帰宅したら手洗い、うがいを必ずしましょう。
手洗いはハンドソープを使って手首まで念入りに。うがいはまず口の中をゆすいで細菌やウイルスを除去し、そのあとに上を向いたガラガラうがいでのどの奥まで洗いましょう。
忙しくて疲れがとれない。どんなケアが有効?
お風呂にゆっくり入る
忙しいとシャワーで済ませがちですが、なるべくゆっくり湯船につかり、寒さでこり固まった体をほぐしましょう。
夜更かしをせずに早く寝る
忙しくてストレスがたまる時期ほど、自分の時間を求めてつい夜更かししてしまうかも。でも、体調を崩しては元も子もありません。
早寝早起きを心がけて、自分の時間は早朝に作るのを習慣にしてみては。
腸内環境を整えて免疫機能を高める
免疫機能は特に腸内に多いと言われています。そのため、腸内環境を整えると免疫機能が働いて、細菌やウイルスが体内に入ってきても防ぐことができます。
食物繊維が多く含まれる野菜や果物、きのこ類のほか、ヨーグルトやキムチ、納豆、みそなどの発酵食品を意識してとるようにしましょう。
お肌やのどの乾燥を防ぐには?
正しい入浴方法で肌の乾燥を防ぐ
空気が乾燥しやすく気温が低い冬は、肌も乾燥しがちです。入浴の際はぬるめのお湯に短時間つかるようにして、上がってすぐに保湿をすること。
ボディータオルやスポンジで体をゴシゴシこするのは、肌の表面を傷つけてしまうのでNGです。
肌に触れるものや食事もチェック
下着や寝具などの直接肌に触れるものは、なるべくシルクやコットンなどの肌にやさしい素材を選びましょう。
また、ビタミンやたんぱく質などを多く含む食材を積極的にとって、肌が乾燥しない体を作ることも大切です。
のどを常に潤った状態に
暖房が効いているオフィスでは、のどの乾燥も大敵です。こまめに飲み物を飲んだり、のど飴をなめたりして、いつものどを潤しておきましょう。
可能なら卓上加湿器を置いたり、マスクをするだけでも効果的です。
子どもがよくかかる冬の病気と予防法
インフルエンザ
かかると高熱が続き、5日から1週間は登園・登校停止になってしまいます。
予防接種は子どもは2回受ける必要があり、免疫ができるまでに接種後2週間はかかります。流行する前に、体調を見て早めに受けましょう。
ノロウイルス
保育園や幼稚園で流行することが多いノロウイルス。嘔吐、腹痛、発熱が続き、感染力も非常に高いウイルスです。
似た症状のロタウイルスは予防接種を任意で受けられますが、ノロウイルスには予防接種はまだありません(2019年11月現在)。
感染者には近づかず、手洗いをしっかりして感染を防ぐことが大切です。
風邪
風邪による鼻水や咳、発熱もなかなか厄介です。
最近では子ども用のマスクも種類が増え、かわいい模様やシールがついたものもありますので、子どもが喜んで付けるようなものを選んでみては。
予防のため手洗い・うがいをする、バランスの良い食事や規則正しい生活で免疫力を高める、なども習慣化しましょう。
子どもが病気になった!どんな対応が必要?
二次感染を防ぐ
インフルエンザやノロウイルスなどの感染力が強い病気になってしまった場合は、なるべく家族と離れた部屋に移しましょう。
看病する人を絞り、使い捨てマスクや手袋を着用して看病するように。室温や湿度にも注意し、時々空気を入れ替えることも大切です。
仕事を休む段取り&休めない場合の代替案を考える
色々な病気が流行し始める時期は、いつ仕事を休んでも大丈夫なように自分の業務を整理しておきましょう。
周囲にそれとなくアピールしておくのも得策です。
ママとパパだけで看病するのが難しい場合は、祖父母にお願いしたり、ファミリーサポート、病児保育などを利用したりすることも考えて、あらかじめ打診や登録しておきましょう。
たとえ自分の子どもが元気でも、学級閉鎖で登園・登校させられないケースもあります。冬の休暇対策は念入りに行いましょう!
飲み会が続いて体がつらい。上手な飲み方はある?
お酒の種類を選ぶ
ビールや日本酒、ワインなどの醸造酒は糖質を含むため、取り過ぎは肥満につながります。
一方でウイスキーやブランデー、焼酎などの蒸留酒は糖質が少ないお酒ですが、かといって飲み過ぎはよくありません。適量を楽しみましょう。
おつまみにも気を付ける
アルコールは体内に入ると優先的に代謝され、脂質や糖質の代謝は後回しになります。
そのため、おつまみに高脂質・高エネルギーのものを食べると太りやすくなるのです。
おつまみには脂質の少ない枝豆や大豆製品、野菜スティックなどがおすすめです。
たまには休肝日を作って
連日の飲み会で肝臓を酷使しないように、お酒を飲まない日を作ることも大切です。
また、お腹がすいた状態でアルコールを摂取すると、胃の粘膜が刺激されますので、何か食べながら飲むように気を付けましょう。
まとめ
冬の健康トラブルと、その対策をまとめてみました。
もし自分や家族が病気になってしまったら、せっかく楽しみにしていた予定を中止しなくてはなりません。
そうならないためにも、日頃から予防対策を万全にしつつ、免疫力を高めて病気にならない体を作りましょう。
ただでさえ忙しいワーママは、自分のことを後回しにしてしまいがち。
でも、自分が病気で倒れてしまうと、途端に家庭が回らなくなってしまいます。
この時期は特に無理をしないようにして、自分の心身の健康優先で過ごしましょう!