小学生のお子さんがいるワーママのみなさん!ついに夏休みが始まりましたね。
長いお休みの間、子どもの預け先や過ごさせ方で悩んだり、レジャーの計画を立てたりと、ドキドキとワクワクが入り混じったような気分ではないでしょうか?
そして、小学生の夏休みといえば「宿題」も悩みのタネ。
プリントやドリルなどの学習系の宿題のほか、自由研究や工作、絵日記、読書感想文など、いつもと違った課題系の宿題があれこれ。
どこから手を付けたらいいの?全部終わるかな?と不安なママも多いかもしれません。
そこで今回は「夏休みの宿題」の攻略法をお届けします!親子で楽しい夏休みを過ごすために、参考になれば幸いです。
攻略法1 親子で宿題の計画を立てる
子どもが夏休みの宿題を持って帰ってきたら、まずは親子で内容を確認します。
ドリルなどの学習系はどれくらいのボリュームがあるのか、自由研究や工作、日記や読書感想文などの課題は何があるのか?など。
宿題全体のボリュームが把握できたらカレンダーを用意し、習い事やレジャーの予定がある日、旅行や帰省など「宿題ができない日」を確認します。
そして「宿題ができる日」がどれくらいあるかチェックし、いつまでに何を終わらせるか、計画を立ててみましょう。ここでのポイントは子どもと一緒に話し合って決めること。
余裕があれば、1日のタイムスケジュールを立てて勉強する時間を決めておくと、よりスムーズです。
たくさんあるように見える宿題も、1日あたりに取り組む量と時間を決めれば手をつけやすくなりますよ。
攻略法2 進捗状況を「見える化」して、やる気アップ!
計画表を作って進捗状況を見える化すると、やる気が出るのでおすすめです。
夏休みの計画を立てる時に使える、夏休み用カレンダーがダウンロードできるサイトもありますので活用してみては。
子どもが使いやすいようにパパ・ママが作ってあげるのもいいですね。
参考:埼玉県ホームページ「夏休みの生活計画表(児童生徒用)」
もし宿題が計画通りに進まなかったとしても、1週間に1日は予備日を作る、夏休み最後の1週間は何も予定を入れないなど、余裕を持った計画を立てておけば、状況に応じて軌道修正できるので安心です。
攻略法3 学習系宿題は書き順などのチェックにも役立つ
学校によっては、プリントやドリルなどの学習系の宿題は親が丸つけを行う場合も。最初に確認しておきましょう。
丸つけが不要でも、見直しをしてあげると子どものやる気もアップします。回答の正誤のほか、漢字の書き順やえんぴつの持ち方など、日ごろ見逃しているところもチェックしてあげてください。
高学年になると、学習系の宿題はかなりボリュームがあることも。教科によって進行が偏らないように気を付けながら、計画的に進めましょう。
攻略法4 自由研究のテーマに悩んだら「出かける」
夏休みの宿題の中で、最も手がかかりそうな「自由研究」。
もしテーマが決まっていないなら、まずは公共施設へ出かけてみましょう。
図書館は、図鑑や科学図書などで子どもが興味を持ったものを調べたり、イベントをチェックするなど、自由研究のヒントを探すのにぴったり。
児童書が充実している図書館なら、自由研究のためのコーナーが設置されていることもあります。
児童館や科学館、美術館、上下水道施設や防災施設などでも夏休みは子ども向けのイベントが盛りだくさん。夏休み限定のお得なパスポートなどが発行されている場合もありますので、自治体の情報などを確認してみてください。
体験型イベントに参加して写真と感想をまとめたら、立派な自由研究になりますね。
民間企業やショッピングモール、大型書店などでも、夏休みの子ども向けイベントを開催するところが増えています。
インターネットや地域の広報誌、チラシなどをチェックしてみましょう。
攻略法5 工作はイベント利用が便利!パパにお任せという手も
夏休みには、貯金箱作りなどの工作教室が様々な施設で開催されています。有料の場合が多いですが、参加すると1日で完成するのでおすすめです。
学校でもらうチラシや施設のサイトなどを、こまめにチェックしてみましょう。
おうちで取り組む場合は、図書館や書店に小学生向けの工作の本がたくさん置いてあります。インターネットのサイトにも、作り方が無料で公開されていますので参考にしてみてください。
また、工作が得意なパパにお任せするのも一つの手です。材料をそろえるところから子どもと一緒に取り組めば、父と子の夏休みの思い出にもなりますね。
攻略法6 読書感想文は早めに準備、日記は細かくサポート
読書感想文や日記などの文章を書く宿題は、子どもも面倒だと思いがち。時間もかかるため、早めに準備しておくことが大切です。
読書感想文は課題図書だけでなく、好きな本や興味がある本を選ぶようにすると楽しく取り組めます。
親子で同じ本を読み、感想を話し合ってメモしていくとスムーズに書けるかもしれません。
書き方が分からない場合は、インターネットで公開されている「読書感想文の書き方」などが参考になりますよ。
溜めるとやっかいな日記系の宿題は、書く時間を決めて根気強く取り組めるようにサポートしましょう。
お出かけした際など、子ども自身に写真を撮らせてやる気にさせるのも良い方法です。
攻略法7 自由研究にもなる?「お手伝い」活用
夏休みの間、「家のお手伝いをすること」を生活目標に挙げる学校は多いようです。
時間がたっぷりある夏休みだからこそ、日頃できないことに挑戦させてみませんか。
例えば料理。最初はゆで卵など、簡単なものからチャレンジします。
ゆでる時間によって半熟や固ゆでなど出来上がりが異なることをノートに記録していけば自由研究にもなりますよ。
また、高学年なら栄養バランスのとれた献立を考えて、買い物に行って、材料を切って…と、過程を写真に撮ってまとめるのもおすすめです。
ほかにも、お風呂掃除や洗濯物たたみなど、毎日の簡単な家事を任せてみましょう。
しっかりと手順を教えて完成イメージを持たせることで、一人で最後までやり遂げることができるようになり、自信につながります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、夏休みが終わってからも続けるようにすれば、いずれ家事の貴重な戦力になってくれるかも?
まとめ
子どもの頃、夏休みは長いからと油断して、後半になって宿題が終わっていない!と頭を抱えたママもいるかもしれませんね。
せっかくの夏休みを有意義に過ごすためにも、子どもの性格に合わせて、楽しみながら計画的に宿題を終わらせましょう!