4月からお子さんが幼稚園や小学校に上がるご家庭にとっては、そろそろ入園や入学の準備が必要です。
でも、やることが多すぎて何から手をつけたらいいかわからない…という方も多いのでは。
1月から3月といえば、ただでさえあっという間に過ぎてしまう時期。
直前になってから慌てないように、今からできる入園・入学準備についてご案内します!
入園準備編
グッズの準備・名前付け
保育園や幼稚園への入園が決まったら、まずは指定のグッズをそろえましょう。
手提げバッグや巾着袋など、手作りを推奨している園では特に早めの準備が必要です。
自分で手作りは無理!という場合も、手作り風のものを購入したり、得意な人に頼んだり…と手段は色々ありますのでご安心を。
また園生活では、着替えやおむつなどの全ての持ち物に名前付けが必要です。あらかじめ「おなまえシール」や「スタンプ」などを注文しておくと、名前付けがぐっと楽になりますよ。
特に毎日必要となるおむつには、スタンプが簡単でおすすめです!
洋服に直接名前を書きたくない場合は、タグに貼り付けられる「名前シール」などもあります。
小さい子どもはまだ文字が読めませんので、車やお花などの決まったマークのシールを選んだり、名前と一緒に書いたりすると、自分で自分の持ち物がわかりますよ。
送迎のシミュレーション・緊急時の対策
バスや集団で登園する場合は、集合・解散時刻やルートをしっかり確認しておきます。
共働きの家庭では、家から園、園から職場にかかる時間や電車の乗り継ぎ時間などを調べておきましょう。何時に家や職場を出るかをシミュレーションしておくと、4月になっても慌てなくてすみます。
特に朝は子どもがぐずったり、歩くのが遅くなったりして想定時間より遅れがち。余裕を持って出られるように心がけておきたいですね。
ポイント
病気など、急な呼び出しへの対応は誰がするのかもきちんと決めておきたいところです。
頼れる身内が近くにいない、または都合が悪いときのこと等も考えて、ファミサポやシッターさんなどにも登録しておくと、いざというときに安心です。
予防接種や病児保育などの確認も
集団生活が始まった途端に、子どもが病気にかかることはよくあります。
子どもは病気にかかりながら丈夫になっていくものですが、頻繁に仕事を休んだり早退するのは心苦しいですよね。
入園前に可能な予防接種は受けておく、病児保育があれば登録しておくなどの対策が必要です。
入学準備編
学習スペース・教材置き場のセッティング
小学生になる前に、学習机の購入を検討するご家庭も多いと思います。その場合は子ども部屋を作るのか、リビングに置くのかなど、スペースの確保が必要です。
しばらくはリビングで学習するので机は必要ないというご家庭でも、ランドセルや教材の置き場は必要。きちんと場所を決めて、子どもが自分で準備・片づけできるようにしたいですね。
教科書だけでなく、体操服や給食袋、上履き、学期末に持って帰るピアニカや絵の具セットなど、まとめて保管できるスペースを準備しておくのが理想です。
また、小学生になると膨大な量のプリントが配布されます。提出期限があるもの、行事関係のものなど、見落とさないようにわかりやすくファイリングしておくと安心です。
学用品の準備・名前付け
ランドセル以外の学用品は、2月頃に行われる入学説明会に参加してから準備しましょう。
学校によってはキャラクターものがダメだったり、筆箱の材質に指定があったりと、細かい決まりがあるためです。
体操服や給食エプロンなどは、学校指定のお店で購入することが多く、販売期間が決まっていることもありますので要注意です。
学用品の名前付けといえば、大変なことで有名なのは算数セット!細かいおはじきなどに名前を書くのは本当に大変です。
専用の名前シールが便利ですが、納期に時間がかかることもありますので注文はお早めに。
また防犯ブザーも必須です。使い方も含めて、子どもと確認しておきましょう。
忘れがちなのが雨の日グッズ。自分で開閉できる傘を用意し、きちんとたたむところまで練習させておきましょう。
ポイント
給食費を引き落とすための口座が普段使っていない銀行などの場合は、新たに口座を開設しなくてはなりません。
また、学用品を購入するお店が指定されている場合は、開店時間や定休日を確認しておきます。
どちらも平日しか対応できない場合があるので、早めに予定を立てて仕事を調整しておきましょう。
通学ルート・交通ルールの確認
小学生になったら自分で歩いて学校へ行き、帰ってきます。親は楽になる反面、心配なことも増えますよね。
入学前に子どもと一緒に通学ルートを歩いてみて、横断歩道の渡り方や危険な場所がないかなど、確認しましょう。できれば通学時間帯に歩いて、交通量などをチェックできるといいですね。
「こども110番の家」やコンビニなど、危険を感じたときに助けを求める場所や方法を教えておくことも大切です。
放課後や長期休暇の過ごし方の確認・緊急時の対策
学童保育を利用する場合は、申し込み時期や持ち物などを確認しておきます。土曜日や春休みなどの長期休暇に利用するときには、お弁当も必要です。
学童保育を利用しない場合、一人でお留守番させるのか、身内やファミサポなどに頼むのかを考えて準備しておきましょう。
留守番させるなら火の元や冷暖房の取り扱い、来客や電話の対応などについてしっかり教えておきます。特にオートロックのマンションでは鍵の取り扱いに注意が必要です。
入学までに、短時間のお留守番で慣れさせておくのもいいですね。
また、運動会の代休や学級閉鎖など、平日に学校が休みになることは意外と多いもの。その場合に誰がどう対応するのか、考えておくことも必要です。
ポイント
小学校では、保育園や幼稚園と違ってプリントと連絡帳だけが情報源です。
子どもが書いた連絡帳では不安なこともあるので、困ったときに教えてもらえるママ友と連絡先を交換しておくと安心です。
まとめ
入園・入学準備について、項目ごとにご案内してみました。
入園ならお名前シールの注文、入学なら学習机の購入や設置、学習スペースの確保など、1月からでも準備できることはたくさんあります。
もちろん、ママ一人でがんばるのではなく、子どもやパパも巻き込んで、家族で楽しみながら準備をすすめましょう!