毎日忙しい主婦のみなさん、ちゃんと「お休み」は取れていますか?
子どもが小さくて手がかかる、仕事が休みの日はたまった家事を片づけるので精一杯、という風にしっかり「休んでいる」と言える人は少ないのではないでしょうか。
しかも、新型コロナウイルスの感染拡大以降、家族が自宅にいる時間が長くなり、家事の負担も増えていますよね。
そんなみなさんのために、実は「主婦休みの日」というものがあるのです!
そこで、丸一日お休みがあったら何がしたい?主婦が休むために必要なことは?など、主婦のみなさんに聞いてみました。
せっかくの「主婦休みの日」を上手に利用して、たまにはきちんとお休みしましょう!
主婦休みの日って?
「主婦休みの日」は、「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と、2009年4月にサンケイリビング新聞社が日本記念日協会に申請し、認定された記念日です。
なお、「主婦」とは普段から家事を主に担当している人を言い、「主夫」も含みます。
「主婦休みの日」は1月25日、5月25日、9月25日の年3回です。
これは年末年始の後、ゴールデンウイークの後、お盆休みの後で、主婦が特にほっと一息つきたいタイミングを選んで設定されたそうです。
「主婦休みの日」には、次の3つの目的があります。
- 家事という仕事を夫婦(家族)で一緒に考える日
- 夫や子どもが家事にチャレンジする日
- 主婦が元気になって、ニッポンも元気になれる日
実際に主婦が完全にお休みするのは難しいかもしれませんが、家事シェアについて家族で考えるきっかけにしてもいいですね。
主婦の自由時間はどれくらい?
hooopeのスタッフさんを対象に行ったアンケートによると、「お仕事がお休みの日で、自分だけの自由時間はどれくらいありますか?」に対する回答は意外にも「3時間以上」と答えた方が一番多い結果となりました。
いまどきの主婦は、自分の自由時間もしっかりと確保できているようです。
とはいえ、子どもがまだ小さいご家庭では「30分未満」と答えた方も…。
主婦が取れる自由時間の長さは、子どもの年齢や人数、夫の家事スキルなどの条件によって大きく左右されるようです。
今までに実践したことのある「主婦休み」は?
実際に「主婦休み」を取ったことがある方に、どんな1日を過ごしたか聞いてみたところ、ランチや夜の飲み会など「友達と出かけた」という方が多く見られました。
家にいるとどうしても子どもや家事が気になってしまうので、出かける方がリフレッシュになるのかもしれませんね。
ただし、家族の食事を用意して洗濯を済ませてから出かける、帰宅してから洗い物をするなど、完全に休むのは難しいのが現実のようです…。
また、週3日勤務などで平日の昼間に自由時間がある人は、子どもが学校へ行っている間など限られた時間内で習い事や映画鑑賞、ランチや美術館などを楽しんでいるようです。
ほかには、ひたすらゲームをする、録りためたドラマを観る、昼まで寝るなど、家でのんびり過ごすケースもありました。
実家に帰る、子どもを実家に預けるなど、実家を頼って休むという方も。いずれにしても、丸一日完全に休むというのは難しいようです。
1日自由時間があったら何をしたい?
「1日、自由時間があったら何がしたいですか?」という質問には、「友達と出かけたい」あるいは「一人でゆっくり出かけたい」という回答が目立ちました。
子どもがまだ小さくて、一人の時間を持てない人や、普段は子ども連れのお出かけが多い人の希望かもしれません。
また、朝寝坊や夜更かしなど、ささやかな希望を挙げる方も…。いつかぜひ実現させてほしいものですね。
一人で出かけたい
- ドライブをして、日帰り温泉。サウナは必須!
- アウトレットで一日買い物をしまくりたい。
- ゆっくり買い物に行く。
- カフェに行ってゆっくり珈琲を飲みながら読書がしたい。
- 映画館で映画を観る。
- 本屋をゆっくり回る。
- 気になるセミナーや教室などに行ってみる。
- ジムに行きたい。
- 10時頃に起床し、思う存分楽器の練習をし、ゆっくりウインドウショッピング。
- マッサージ→ランチ→漫画喫茶。
- カフェでランチ→バレエのレッスン→ショッピングやエステ。
友達と出かけたい
- 一日中バスツアーに参加!ランチはホテルの美味しいビュッフェ等を堪能。
- 友達とゆっくりアフタヌーンティー。
- 友達と日帰り旅行。
- 家事を気にしないで、会いたい友達と会う。帰ってきてから家事をするのでは休んだことにならない!
- 友達と日帰りホテルプラン。ランチして温泉やエステでのんびりしたい。
やりたいことをいっぱい詰め込みたい
- 9時に起きて友達とランチ→ショッピング→映画鑑賞→カフェへ。18時に帰宅して夜ご飯→テレビ→お風呂→読書など。23時就寝。
- 8時に起きて、朝からゆっくりお風呂に入る→ブランチ→ウォーキング兼ねてウインドウショッピング→お茶しながら読書→友達と歌舞伎もしくはミュージカル鑑賞&夕飯→24時に帰宅→お風呂→ドラマ鑑賞。
- 11時に起床→ランチ→映画→友達と飲みに行く→22時に帰宅、のんびりする。
- 友達と京都でおいしいものを食べて、きれいな景色を写真に撮りたい。夜は川床で鴨川を眺めながら食事。帰ったら録りためた映画を見るか、お気に入り動画を見て夜更かしする。
家で過ごしたい
- パン作りと編み物がしたい。
- 読みたい本を読む。
- 仕事関連でインプットしたい事を勉強する。
- お昼寝したり、漫画を読んだりしてストレス解消。
- 断捨離して家の中を片づけたい。
主婦が休むために必要なことは?
それでは、実際に主婦が休むために必要なことは何でしょうか。みなさんの回答を、「自分」「家族」「社会」の3つの視点でまとめてみました。
自分の気持ちや準備
- 「今日は休む!」という断固たる覚悟。
- あらかじめ休みが確保できるように家族に伝えること。
- 疲れていて自由な時間が欲しい、休みたい、リフレッシュしたいなどイライラする前に伝えること。
- 月に一度は自由な日を設定して家族に理解を得る。家事は前日までに済ませ、当日は何もやらない。
- 夫や子どもに「今日はお休みなので家事をしない」と宣言し、堂々と休むこと。
- 土日に習い事をする。
- 趣味を見つけること。
- 習い事などに使えるお金を貯める。
- やりたい事をできるだけ細切れにして、少しずつこなす。
- 家事・育児は完璧を求めず、自分を追い詰めない。
- 自分のやりたい目標は長期的な目線で立てる。主婦は家族の突然の予定変更でスケジュールがずれやすいので、長い目で見て多少のことではイライラせず、少しずつでもいいので休むこと。
- 働き方を自分の生活スタイルに合わせる。時短で働けるパート派遣などを活用して、少しずつ見直していくことも必要。
夫や家族の協力
- 家族の協力。
- 夫の家事分担。
- 周りの気持ちや理解。
- たまに家事をサボることに対する夫の理解。
- 夫と育児情報の共有、報連相。
- 家族に、自分の代わりができる家事スキルを持たせること。
- 家族の理解!家事を嫌がらない夫は絶対必要。あと、子どもがある程度大きくて、自分のことは自分でできるようになっていること。
- 子ども自身が集中できる趣味を作ってあげること。趣味を子どもと共有できれば、子どもも楽しく、自分にとっても余暇となるので理想。
社会的な意識や制度
- 「主婦は休みがない」といった社会全体の意識を改革すること。
- 主婦が休むには夫が有休をちゃんととれて、残業をしない世の中にならないと無理です。
- 夫の仕事時間の効率化。
- 働き方改革の推進。
- 男女の給与差をなくすこと。
- 家事のアウトソーシング。国の政策で、無料で家政婦さんを頼めるサービスなどがあるといい。
まとめ
家事も育児も毎日のことですが、主婦にもお休みが必要です。
少しずつでも主婦のみなさんが休める日や時間をつくれるように、家族みんなで家事を分担して、協力することが大切です。
もし、家庭をうまく回せていない、休めないと感じたら、働き方を見直してみるのもおすすめです。
主婦の負担が減って笑顔が増えることが、家族の幸せにつながります!
年に3回の「主婦休みの日」を知らなかった方も、知っていたけど休めない方も。
今年の9月25日はゆっくり休んで、自分だけの自由な時間を過ごしてくださいね。
平日の昼間に自由な時間がほしい方、趣味など自分のために使えるお金をもっと稼ぎたい方は、「派遣deパート」にぜひご登録ください。
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