もうすぐバレンタインデー。
本命の彼にドキドキしながらチョコレートを渡したり、男の子たちがもらったチョコレートの数を競い合ったり…。「バレンタインデー」って、ママにとってはそんなイメージかもしれません。
近年では、デパートのフェアなどで「自分へのごほうび」用にちょっと高めのチョコレートを購入する女性も増えているようですね。
でも、最近の子どもたちにとっては、バレンタインデーはこれまでとは違ったイベントになっているようです。
そんなイマドキのバレンタイン事情をのぞいてみました。女の子ママも、男の子ママも要チェックです!
今や主流!?「友チョコ」事情
バレンタインだから好きな男の子にチョコを渡すと思いきや、ママと一緒に手作りして友達同士でチョコを交換する「友チョコ」が主流です。
手作りと言っても簡単なものが多く、ただし可愛くラッピングするのがマスト。友チョコ用の市販品をラッピングし直して渡すという手もあります。
仲良しの友達同士で交換するだけではなく、クラスメイトや、同じスポーツ系の習い事をしているチームメイト、塾の友達など、多いときはクッキーを100枚焼いたというママも!
子どもの交友関係によってはかなりの量になる覚悟が必要かもしれません。
園や学校での受け渡しは禁止。どこで渡すの?
子どもが通っている幼稚園・保育園や小学校では、チョコのやり取りは禁止のところがほとんど。では、みんなはどこで受け渡ししているのでしょうか?
子どもが小さいうちはママ同士が仲良しの場合や家が近い場合がほとんどなので、ママと一緒におうちまで持って行くパターンが多いようです。
小学生になると、放課後に公園などに集まって交換会をするというところも。
家が離れている場合は親の車で持って行く、など家族総出のイベントになっている地域もあるようです。
どんなチョコレートを渡しているの?
バレンタインのチョコは親子で手作りするおうちが多数です。
チョコ以外では、カップケーキやクッキーなども手軽に作れて人気。なるべく日持ちするものがいいですね。
市販のクッキーをチョコペンなどでデコレーションしたり、溶かしたチョコでコーティングしたりと、簡単に済ませる方法も。
完成したら、100均などで購入したかわいい袋やリボンなどでラッピングするのが鉄則です。
ホワイトデーはどうする?「お返し」事情
バレンタインデーは、男の子のママにとっては子どもがチョコをもらえるかどうか、気になる日かもしれません。
もらった場合はホワイトデーにお返しが必要。男の子はママと手作りするということはあまりないようですが、手作りが得意なママが焼いたクッキーを渡したり、市販のキャンディの詰め合わせや焼き菓子などを一緒に買いに行ったりすることはあるようです。
もし子どもがたくさんもらうと、うれしい反面お返しが大変かもしれませんね。
子どもはやっぱりママからもらいたい!
男の子のママは自分の子どもにあげるケースも多く、子どもはママからもらえるのを楽しみにしているようです。
子どもの好きなお菓子やキャラクターもののほか、年に一度のイベントとして、ちょっと特別なチョコを選んでもいいですね。
もちろん、パパにも何か用意して、日頃の感謝の気持ちを伝えてみては?
手作りor市販品?ワーママにぴったりのお手軽アイデア集
忙しいワーママにとっては、手作りなんて荷が重い…という方も多いはず。
そこで、バレンタインデーにもホワイトデーにも使えそうな、お手軽アイデアをご紹介します。
手作りキットを活用
今はバレンタイン用の手作りキットがショップやネットでたくさん売られています。材料や型など、必要なものがすべて揃うのがうれしいところですよね!
5歳以下の小さい子向けには、チョコレートを溶かして固めるだけの簡単なものがおすすめ。
小学生になると、失敗しにくいクッキーミックスを使うキットなどが人気です。
チョコペンなどのデコレーションアイテムやラッピングまで入ったものもあり、ママには大助かりですね。
簡単な手作りアイデアを活用
今人気の手作りチョコは、簡単でかわいいスプーンチョコです。スプーンの色やデコレーションによって仕上がりも変わるので、子どもの個性の見せどころですね。
また、マシュマロやクッキーなどに溶かしたチョコをかけるだけのコーティングチョコは、小さいお子さんでも簡単に作ることができます。
土台もドライフルーツやビスケットなどバリエーション豊富で、チョコもストロベリーやホワイトチョコなどを使うとまた違った印象になり、手間以上にかわいくできあがりますよ。
参考サイト:ロッテ「ガーナで手づくりバレンタイン」
市販品に手を加えてラッピング
手作りが苦手、時間がないという場合は無理をしないで、市販のお菓子をかわいくデコレーションしてみましょう。
さらに、デコったクッキーと市販のチョコを組み合わせてラッピングすると、ボリュームがアップして市販品のみよりも手をかけた感じになります。
かわいいチョコを何種類か購入しても
友チョコ用のバレンタイン商品は、配りやすいように個包装になっているものも。何種類か選んで、渡す相手によって組み合わせを変えてみてもいいですね。
思わぬトラブルを防ぐために
親子で楽しみたいバレンタインデーですが、思わぬトラブルが起きる可能性も…。そこで、注意点をまとめてみました。
渡す相手はよく考えて
仲良しの友達に渡す場合、「あの子にはあげたけど、あの子にはあげなかった」などのトラブルになりがち。
子どもや親同士でよく話し合って、渡す相手を決めましょう。
手作りNGの場合の代替案を用意
子どもやママの中には、アレルギーや衛生上の理由で手作り品は苦手、という人もいます。
事前にリサーチしておいて、相手が気分良く受け取れるものを用意しましょう。
負担になるなら「あげない」選択も
親子で楽しめるならいいのですが、もし量が増えたり人間関係がややこしくなったりで負担に思うのであれば、思い切って「友チョコはあげない」と決めるのも一つの手です。
まとめ
イマドキの子どものバレンタイン事情、いかがでしたか。
ママが子どもの頃に比べると、親がしっかりとサポートして親子で取り組むイベントになっているようですね。
ただし、住んでいる地域や子どものキャラクターによっても異なりますので、子どもの状況を見ながら自分たちに合ったバレンタインデーの過ごし方を見つけてください。
誰に渡そうか、何がいいかなど相手のことを考えたり、手作りしたりといった作業は子どもにとっていい経験になり、毎年成長を感じられるイベントになりそうです。
子どもに「やりたい」という気持ちがあるなら、なるべく手助けして、親子で楽しめるバレンタインデーにしたいですね。