(必要資格:Excelを使える方)
事務職の求人情報で、こんな応募条件をよく見かけます。
「Excelは使えると言えば使えるけど、自分よりももっとできる人はいくらでもいるしなぁ…」
果たして、どのくらい使いこなせれば「Excelを使える」と言えるのでしょう。
本日は、そんな悩ましいExcelスキルの基準について、私たちが派遣スタッフさんの面談時に使用しているスキルチェック表をもとに、初級・中級・上級の目安をお伝えしたいと思います。
Excelスキル チェックリスト
さっそくですが、まずは以下の10項目について、チェックしてみてください。
□ フォーマット化された表へのデータ入力とプリントアウトができる
□ 数字と文字だけの表を作成して、目的別のフォルダに保存できる
□ 作成した表に罫線を引いたり、色や網掛けができる
□ 足し算、引き算等の四則演算や、平均などの簡単な関数を使える
□ 作成した表をもとにグラフの作成ができる
□ VLOOKUP関数などの関数を使用して、データの集計ができる
□ ピボットテーブルでクロス集計ができる
□ 複雑なデータベースを設計できる
□ 関数を使用してデータの検索、抽出、統合ができる
□ 複数の要素が含まれた高度なグラフが作成できる
チェックした合計値で、およそのスキルが分かります
- 1~4個⇒初級
- 5~7個⇒中級
- 8~10個⇒上級
チェックリストは、下にいくほど難易度が高くなります。
Excelスキルでよく問われる「関数の活用」や「ピボットテーブル」まで使用できると、上級寄りの中級と判断できます。
上級まで対応できるとベストですが、派遣の事務職でここまでのレベルを求められることは多くありません。
中級レベルのスキルがあれば、多くの職場に対応可能。
会社によって求められるレベルは様々ですが、中級までのExcel操作ができれば、大抵の職場における事務職としてのPCスキルを満たしていると言えるでしょう。
関数であれば、代表的な下記の5つを理解していればほとんどの業務に対応可能です。
- SUM関数
- ROUNDDOWN関数
- VLOOKUP関数
- IF関数
- COUNT関数
イチから教える手間を、企業は敬遠する。
関数ひとつとっても、たとえばSUM関数が理解できていれば、「関数というExcelの機能」自体は理解できていることになります。
その場合、教本やネットで少し調べれば、他の関数についてもある程度の理解は可能です。
企業が求めるExcelスキルは様々ですが、ほとんどの企業では各機能について基礎的なことができれば十分です。
他の人が作成した数式の間違い修正や数式をコピー&ペーストして類似の表を作成するなど、イチから作成できなくても多少の知識があるだけで十分なケースも多々あります。
自己学習の際は、一つの機能(たとえば関数)を突き詰めるよりも、できることを広げておく方が、結果的に就業に有利になることが多いです。
自身のスキルについて、現状を把握することが第一歩。
「一社しか経験がなく、他社でも自分のスキルが通用するのか分からない」
「出産や子育てでブランクがある」
など、ご自身のExcelスキルに不安をお持ちの方は多いと思います。
自己学習を進めるにしても、いま現在、自分はどの程度のスキルレベルなのかを把握しておくことは非常に大切です。
そのためにも、まずは上でご紹介したExcelスキルのチェックリストをご活用ください。
中級レベル以上であれば、多くの職場でご活躍いただける可能性があります。
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