小学生のお子さんがいる働くママにとって、夏休み中の仕事をどうするかは悩みのタネ。
「まだ、一人で留守番させるのは心配。」
「かといって、1ヶ月以上も仕事を休むなんて無理…。」
そこで今回は、子どもの預け先から自身の働き方の工夫まで、働くママが夏休みを乗り切るための方法をまとめてご紹介します。
(※2020年7月21日、記事内容を一部リライトしました。)
信頼できる場所に子どもを預ける
学童保育
夏休みなどの長期休暇中も、学童は利用可能です。
朝9時頃から夕方17時(場所によっては18時)まで預かってくれます。
学童なら安全に遊ばせることもできますし、夏休みの宿題をさせることもできます。
問題点は、夏休み中は給食がないため、お弁当を持参させる必要があること。
そして1~2年生で定員がほとんど埋まってしまうため、3年生以上は利用が難しいということです。
自治体によっては学童に入れなかった子どもたちのために、学校の中など安心して遊べる場所を無償で提供している場合もあります。
お住まいの自治体で相談してみましょう。
参考記事
祖父母に頼る
近所におじいちゃん、おばあちゃんが住んでいる場合は、子どもを預かってもらうことができますね。
しかし、子どもの面倒をみるのは、想像以上に体力が必要です。
高齢な祖父母が毎日…となると、いくら孫がかわいくても難しいのではないでしょうか。
預かってもらう場合は週に1~2日など、無理のない範囲でお願いしましょう。
習い事をさせる
せっかくの夏休み、何かを始めるには絶好のチャンスです。
たとえばスイミング、習字、そろばん、空手などであれば、月謝も比較的お手頃なので通わせやすいでしょう。
そのほか、ピアノ、サッカー、ダンス教室など、子どもが楽しく通えるような習い事はいかがでしょうか。
将来のために、英会話や塾に通わせるのもいいですね。
ここでのポイントは、自宅から自分で通えるかどうか。
もし一人では通えない距離だとしても、送迎だけシッターやファミリー・サポートにお願いするのも手です。
サマーキャンプに参加させる
夏休み中は小学生を対象としたサマーキャンプが、実にたくさん開催されます。
インターネットや、学校からもらってくるチラシなどで、まずは情報収集しましょう。
自然探索や星空観賞、カヌーやマリンスポーツ体験、釣り、ハイキングなど、わくわくするような体験がいっぱい!
子どもたちにとって、きっとかけがえのない思い出になりますよ。
主なサマーキャンプ実施企業
- トムソーヤクラブ(東京都)
- ネイチャーキッズ(兵庫県)
- 無印良品キッズサマーキャンプ(津南・嬬恋・南乗鞍)
- 東京YMCA(東京都)
- ヤックス自然学校(千葉県)
※2020年度は新型コロナウイルスの影響でキャンプが実施されていない場合があります。
ファミリー・サポートを利用
1時間700円くらいから、一般の家庭(提携会員)で子どもを預かってもらえる制度です。
毎日利用すると高額になるのが難点ですが、ベビーシッターなどに比べると比較的安価です。
ここぞというときに利用できるよう、夏休みまでに登録しておきましょう。
参考記事
近所のママ友に頼る
どうしても!というときは、近所のママ友に頼るのもアリです。
しかしながら、無償でお願いするのは気が引けるので、日ごろからママ友のお願いを聞いてあげるなど、持ちつ持たれつの関係を作っておくのがベストです。
働き方を工夫しよう
午前のみ、または午後のみ働く
丸1日お留守番は無理でも、半日だけであれば大丈夫という場合。
夏休み期間中は午前のみ、あるいは午後のみの仕事にしてもらう方法があります。
親が仕事でいない間は宿題をするなど子どもに課題を出しておくと、あまり寂しさを感じないのでオススメです。
在宅ワークに切り替える
職種にもよりますが、たとえばIT系の仕事などは、インターネットにつながったパソコンさえあれば自宅でもできますね。
リモートワークが可能かどうか、職場で相談してみるのも手です。
夫の休みの日に働く
日ごろ、子どもとの触れ合い時間が短いパパ。夏休みは思いっきり、子どもと触れ合ってもらいましょう。
気兼ねなく頼めますし、子どもに寂しい思いをさせずに済みます。
ただし、パパが休める日も作ってあげないと、夫の不満が爆発するかも…。
夜のシフトに変えてもらう
パパの帰宅時間に合わせ、夜から出勤する方法です。
一般的に夜間の方が時給も高めですので、短い時間で効率よく稼ぐことが可能です。
その場合、夜遅く帰宅しても危なくないか、よく確認しておきましょう。
学生バイトの多いところで働く
高校生や大学生にとって、夏休みは稼ぎ時!
学生さんがたくさん働いている職場なら、夏休みも働き手がたくさんあるため比較的お休みが取りやすいでしょう。
オフィスや学校関連の職場で働く
一般的なオフィスの場合、お盆前後は1週間程度の長期休暇を取るところが多いです。
また、給食センターなど学校関連の職場であれば、学校が夏休みの間はずっとお休みになりますので安心ですね。
合わせ技で乗り切ろう
ここまで子どもの預け先と働き方の工夫についてご紹介してきましたが、実際はこれらの方法を合わせ技で乗り切るのがオススメです。
たとえば、週に2日は祖父母の家、1日は習い事、残り2日は半日のみの仕事にするなど。
また、これから仕事を探す方は、面接時にあらかじめ「夏休み期間中はシフトを減らしてほしい」などの要望を伝えておくことも大切です。
最初から交渉しておけば、スムーズにお休みを申請することができるからです。
「そんな要望をいうと雇ってもらえないかも」と不安な方は、パート派遣はいかがでしょうか。
パート派遣とは、週3日~、1日5時間などのパートタイム勤務をしながら、派遣社員としての待遇を受けられる新しい派遣スタイルです。
夏休みの間だけシフトを減らしたり、勤務時間を短くしたりといった交渉も、コーディネーターが代わりに行ってくれるので安心です。
また、派遣先は一般的なオフィスがほとんどのため、お盆前後は長期休暇があるのもうれしいですね。
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