大学卒業後は、ずっとオフィスワーク一筋。
結婚・出産を経て、「さて社会復帰しよう！」とパートの求人情報を見ると、出てくるのはレジやホールスタッフなどの接客のお仕事ばかり。

「接客なんて学生のころに少しアルバイトしたくらいで、それほど得意でもないし…」「自分には接客があまり向いてないなぁ」と思いながらも、通勤距離や働く時間・日数の都合を優先して、仕方なく働いている。

そんな主婦の方がいたとしたら、これからお伝えする内容は、自分なりの働き方を発見するきっかけになるかもしれません。

 

パートの仕事は接客業に偏っている

たとえばパート・アルバイト求人で有名なタウンワークで検索してみると――、
東京都で「主婦（主夫）歓迎」のパートのお仕事は11,614件ヒットします。※2018.3.13時点

そのうち、

• 飲食/フード（3,435件）
• 販売（2,856件）
• 接客/サービス（1,526件）
• レジャー/エンタメ（458件）

と、約7割が接客に関わるお仕事です。
ホームヘルパーや診療所の受付などのお仕事も含めれば、その割合はさらに高まります。

対して人気の事務のお仕事件数は、コールセンターを含めて1,404件。
求人倍率が軒並み高止まりする中でも、事務系の職種だけが1倍を大幅に下回る「人余り状態」が続いています。

接客が苦手な主婦の方にとっても比較的働きやすい職種である事務は、競争倍率の高い狭き門なのです。

 

事務のパート求人では、「子どものいない主婦」と「子育てを終えた主婦」が有利

パートで事務職に就こうとすると、高い倍率をくぐり抜けなくてはなりません。
事務スタッフ１人の採用枠に10人、20人の応募があることも多いです。条件によっては、もっとたくさんの応募があることも。

となれば必然的に、企業にとって都合の良い人が厳選して採用されることになります。
働き方に制約の多い、子育て中の主婦は敬遠されがちです。

「子どものいない主婦」や「子育てを終えた主婦」など、家庭の事情に左右されにくく、安定して勤務できる人が好まれます。これだと子育て世代の主婦には、なかなか勝ち目がありません。

 

軽作業なら接客はないけれど…

事務がダメなら、軽作業はいかがでしょうか。
接客はありません。スタッフ同士で声をかけ合ったりはしますが、基本は黙々と作業をします。

ただ、軽作業にも向き不向きがあります。
たとえば以下のような特徴があるために、不向きな方にとってはつらい仕事です。

• 同じ作業を何時間も繰り返す、単調作業が多い
• 想像以上に体力勝負（立ち作業が多く、ラインの流れ作業のなかで追い立てられる）

接客が苦手で軽作業を選んだけれど、想像していたよりもつらくて、結局、接客のお仕事に戻る人も少なくないようです。

 

子育てと両立できるオフィスワークを見つける方法

耳慣れない言葉かもしれませんが「パート派遣」という働き方があります。
最近、少しずつ増えてきている働き方で、当サイト「派遣deパート」でも、パート派遣を専門にご案内しています。

「オフィスワーク経験があるけれど、家庭の事情によりフルタイムで働けない主婦の方」をメインとした派遣形態で、週3日・1日5時間程度のオフィスワークが中心です。
子どもの急病による欠勤などについても、ご理解のある企業様からのみご依頼を賜っていますので、安心して勤務いただける仕組みです。

企業にとっては、必要なスキルを持った人材にスポット勤務してもらえる点がメリットです。また、スキルだけでなく、結婚生活や子育て経験を通じて磨かれた人柄にも期待されています。

コンプライアンスに厳しい比較的規模の大きな企業ほど、スキル以外の人間的な側面も重視する傾向があり、パート派遣という働き方が少しずつ浸透してきているのです。

女性活躍推進法のように、国全体で働く女性を応援していく体制も少しずつではありますが整備されつつあります。

 

派遣deパートでは、事務や経理などの他、Webデザインやプログラミングなど専門職の経験をお持ちの方向けのお仕事も、多数ご案内しています。

パート派遣に興味を持たれた方・ご質問のある方は、ぜひお気軽にご登録ください。
（登録後に担当者より、ご連絡差し上げます）

 

●パート派遣について疑問を解消したい方へ
「妊活中でも仕事を紹介してもらえますか？」など、派遣会社に聞きたいけど、聞きづらいこと。全21問。

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