派遣ノウハウ～職務経歴書の書き方～

職務経歴書の書き方

職務経歴書とは、今までのキャリアを記載する書類です。
履歴書に書ききれない経験や能力を具体的にアピールする「自己PR書」となります。
一般的にパソコンで作成します。

職務経歴書を書く際のポイント

A4サイズ用紙で1～2枚にまとめる
手書きの場合、修正液は使わない。間違えたら新しい用紙に書き直す
キャリアが一目でわかるような「読みやすさ」を心がける

書き方サンプル

職務経歴書にはさまざまなフォーマットがありますが、以下の項目は必ず記載します。

必須項目

表題「職務経歴書」

日付: 履歴書を提出する（投函する）日付です。履歴書やその他の書類に記載した日付と揃えます。
名前・連絡先: 電話番号は携帯電話でも構いません。
職務経歴: これまでの経験や実績を、キャリアごと、あるいは時系列で記載します。読みやすさを重視し、短文で簡潔に書きましょう。

できれば記載したい項目

自己PR: 今までの経験や業務と絡め、自分の能力や長所をアピールします。
「コミュニケーション能力について」「課題解決力について」など能力ごとにPRするのも良いでしょう。具体的な事例があると説得力が増します。【自己PR文面例】
■ブランクが長い場合：ブランク期間にどんなことをしていたかを明記
「前職を退職してからのブランク期間については、日商簿記２級の資格取得に向けての勉強を行い、スキルアップに励んでおりました。また、知人の会社の手伝いでＰＣを用いての文書作成などを行っていたため、エクセル、ワード等の操作には慣れています。」 ■未経験の職種に応募する場合：具体的にどのようなスキルを持っているのかを明記
「前職では自然食品やサプリメントを扱うお店で接客業に従事し、お客様に適切なアドバイスを行うよう心掛けておりました。営業事務は未経験ですが、お客様のニーズを把握し提案するという面においては共通しておりますので販売職で培ったスキルを活かせると思い、応募しました。」 ■小さな子供がいる場合：育児に関してどのようなサポートを受けられる状況かを明記
「現在、小学生と幼稚園時の子供がおりますが、公的機関の利用や、近くに住む両親のサポート体制も整っておりますので、子供の急な発熱等によるお休み以外は、ご迷惑を最小限に抑える事が可能です。」
資格・特技・PCのスキルなど: 資格は正式名称で。希望職種に関わりのあるものはぜひ記載しましょう。

封筒の書き方

派遣の場合、求められることはほとんどありませんが、一般の求人に応募する際は、履歴書やポートフォリオ（デザイナー等の場合）の郵送を求められることもあります。書類の内容だけでなく、書類を送る際のビジネスマナーも大切です。特に封筒は採用担当者が最初に目にするものですから、気を抜かずにきちんと準備したいものです。